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治療の実例集

ルーチェの治療実例集

ルーチェ鍼灸院・院長 河北けい子が行ってきた治療の一例をご紹介します。随時更新いたしますのでご参照ください。

case.01

主訴: 妊娠希望 30代女性・会社員

初診時

8年前より不妊治療を受け、タイミング2年・AIH11回・IVF6回のうち、3回陽性反応が出るも全て初期流産という状態で来院。

治療内容

▷ 2週間に一度の間隔で生理周期に合わせたホルモンバランス治療を、慢性の肩こり・冷えなどの血流改善も重点的に全身調整治療を行う。

▷ 約3か月後には、鍼灸治療前より子宮内膜が厚くなっている事を病院の検査にて確認。

▷ その1か月後にIVFを行い、陽性反応が出たが化学流産となる。

▷ このIVFを最後に病院での不妊治療を中止をしたが、鍼灸治療はそのまま2週間に一度の間隔で継続する。

▷ その2か月後に自然妊娠し、その後はつわりの改善や逆子・腰痛のケアを行い、無事出産。

患者様より

妊娠を希望して9年目にして初めての「自然妊娠」に喜びの声をいただく。今後は産後のケアで来院の予定。

case.02

主訴: 声が出ない 40代女性・主婦

初診時

1か月前に突然声が全く出なくなり、声帯機能不全・失声症と診断を受ける。病院での薬物治療はなく、その後現在に至るまで声の変化はなしという状態で来院。

治療内容

▷ 声帯機能不全は首や背中などの筋肉の緊張を伴うことが多く、またご本人は日常生活において強いストレスを感じている場面が多々あることをうかがい、筋肉の緊張を取ることとストレス緩和を目的に全身調整鍼灸を週に1回のペースで行う。

▷ 3回目の治療の後から「深いため息」がつけるようになり、体が軽くなることを感じ始める。声はまだ変わりないが、心底リラックスできるようになったとのこと。

▷ 4か月後から少しずつ声が出始め、ご本人も自転車で来院するほど心が元気になったと話す。

▷ その3か月後にはしっかりと声が出るようになり、現在は保育関係の仕事に就くまでに回復。

患者様より

「鍼灸をはじめて、身体の力の抜き方を知った」とのこと。また、心の整理がつけられるようになったと話す。来院頻度を隔週に変更しメンテナンスとして鍼灸を継続中。

case.03

主訴: 過敏性腸症候群(IBS) 20代女性・会社員

初診時

学生の頃から腸が弱く、便秘と下痢を繰り返していたが、社会人になってから症状が悪化し、整腸剤等を多用するようになったとして来院。

治療内容

▷ 他覚的・自覚的に冷えがあり、生理周期も26日~50日とバラバラであること、また環境の変化などの外的ストレスにも順応しにくい体であることから、ホルモンバランス調整と自律神経調整を主に治療を行う。

▷ 鍼灸治療が初めてということで出来る限り刺激量は少なめで行ったが、治療直後に足が一回り細くなりズボンと靴が緩くなったと自覚する。

▷ 初回の治療後から2回目の治療(10日後)まで、腸の調子がとても良く一度も整腸剤を飲むことが無く、前回月経から28日目に月経が来たとのこと。

▷ 十分な効果が感じられたので、無理に刺激量は増やさずに自律神経治療を行う。月経については1周期では不確かなため、おおよそ3周期分様子を見る必要があるとし、ホルモンバランス調整も引き続き行う。

▷ 10日~2週間に一度の周期で4か月間継続して治療を行う間に季節の変わり目も経験したが、体調を崩すことなく乗り越えられ、月経も周期的に来ているとのこと。

患者様の様子

初めての治療後足が細くなるという思わぬ効果に驚いており、以降主訴も改善されたとのこと。現在は1か月に1回体調維持目的で来院している。

case.04

主訴: 眼精疲労 50代男性・公務員

初診時

業務における長年のパソコン作業により、眼精疲労とそれに伴う頭痛に悩まされ、年々鎮痛剤の量が増え胃が荒れてきたようにも思うとして来院。

治療内容

▷ まずは目を酷使するとは体にどういうことが起こっているかを説明し、自律神経調整および頸部・背部の筋緊張緩和、眼輪筋など目の動きに関わる筋への局所的な治療を行う。

▷ 症状が強く、本人も一刻も早く楽になりたいと訴えていたため、2日置きに集中して治療を行い、自宅での養生も行ってもらうと、3回目から頭痛の軽減と視界の明るさを自覚し始めた。

▷ 4回目以降、1週間間隔を空けても調子は維持出来ていたため、現在は1週間に1度治療を行っている。

患者様の様子

局所だけではなく、全身の治療の必要性をご納得いただいた上、養生もしっかり行っていたことが症状改善に役立ったと感じている。

case.05

主訴: めまい 40代女性・主婦

初診時

数か月前よりめまいを自覚するようになった。耳鼻科にてメニエールなどの耳疾患は無いとの診断、脳外科にて頭部画像診断をするも異常無しとのこと。耳鼻科・脳外科両方とも経過観察とのことで薬の服用などは無し という状態で来院。

治療内容

▷ 問診にてめまいの性質をたずねたところ、ぐるぐる回るめまい(回転性眩暈_メニエール・脳幹・小脳疾患による眩暈)では無いとのことで、耳鼻科・脳外科でも異常が無いことから、回らないめまい(非回転性眩暈)であると確認。普段より首肩こりを感じていることも聞き、首のこりからくるめまい(頸性眩暈)の可能性を考える。

▷ 普段の生活においてはお子様が受験であったり、ご自身は完璧主義で毎日かなり無理をして家事や育児をしている様子であることから、自律神経の交感神経過緊張を解く方針にて治療を進めた。

▷ 脈診・腹診・背診にて「肝」のうっ滞(イライラやストレスが溜まった状態)や交感神経過緊張状態時に痛みやすい胸鎖乳突筋(首を支える筋肉)の緊張を認め、全身調整鍼灸治療を行う。自宅でのストレッチ法・お風呂の入り方・飲食のポイントを伝え、セルフケアも行ってもらう。

▷ 症状が強く、ストレスもかなりあるので、治療は週に1回行うとする。

▷ 治療内容は肝の流れを改善し、交感神経と副交感神経のバランスを整えることに重きを置く。

▷ 初回の治療後からめまいが起きそうな予感はあっても実際めまいが起きたことは無いとのことであったが、1回では完全には様子が判らない為、同じ間隔で続けて治療を行う。

▷ 3回目の治療開始時にも変わらずめまい症状は出ておらず、食欲も出るようになったということで、治療間隔を2週間に1度に変更。

▷ 以降はストレス緩和をメインに、精神状態やホルモン状態に合わせた治療を継続している。

患者様の様子

鍼灸治療を受けると、自分自身の体の声を聴いているようでリラックスでき毎回楽しみとの声をいただく。症状が改善とともに美容メニューを併用することも多くなった。

case.06

主訴: 起立性調節障害 中学生
鍉鍼(刺さないはり治療)

初診時

1年前より朝起きられなくなり、学校へ通うことが困難になった。這うように学校行ったとしても、その次の日には頭痛や吐き気をもよおし、一日中寝込んでしまう。様々な病院へ行き、起立性調節障害とのことで血圧を上げる薬を飲むも特に効果は感じないという状態で来院。

治療内容

▷ 中学生ということで、本人の意思も聞いた上で刺さないはりでの治療を提案。

▷ 初潮は来ているが日数はバラバラということで、婦人科系も含めた治療を進める。

▷ 瘀血の反応・ストレスの反応・強い冷えもあったため、それに応じた治療および母親とのカウンセリングも重視しながら治療を行う。

▷ 治療翌日に遅れていた月経が来て、少しずつ朝食が摂れるようにもなったということで、そのまま刺さないはり治療で1週間に1度のペースで治療を継続する。

▷ その後月経は同じ間隔で来るようになり、毎朝すっきり起床しクラブ活動も精力的に参加できるようになったところで治療間隔を2週間に1度に変更(この頃に前述の血圧の薬は医師との相談の上中断したとのこと)。

▷ その後3か月は隔週の治療で様子を見るが、クラブ活動での筋肉痛や読書による目の疲れなどの症状はあるものの、毎朝1時間犬の散歩に行くほどに改善されたため、治療間隔を月に1回に見直し、状態維持のはり治療にて継続中。

患者様の様子

母親によると、あらゆる治療を試してきたが、はり治療がとても合い、1年前と比べると見違えるようになったと大変喜ぶ。本人は、初めての治療後から体がすっきりする実感があり、毎回楽しみにしているとのこと。

case.07

主訴: 三叉神経痛 40代女性

初診時

3か月ほど前に急に顔がピリっと痛くなり、そのまま一旦治まっていたが、最近になり痛みが再発し頻度も増した為に来院。

治療内容

▷ 痛みが一日中続くわけでは無いことや特定の部位(片側)にポイントがあることから特発性三叉神経痛と判断したが、ここに関しては医師に診断を仰ぐ。

▷ 鍼灸では、三叉神経第2枝領域での痛みであることを踏まえ、また、痛みの出る誘因として寒暖差が挙げられるため、外的ストレス過敏であるとも考え、ストレス緩和も含めた全身調整鍼灸治療を行う(痛みのある箇所への直接刺激はしない)。

▷ 1回の治療で痛みは無くなったとのことだが、3週間ほど経つと痛む時が出てくるということで、2週間に1度治療を継続する。

患者様の様子

3か月ほど続けたところで痛みも出なくなったため、一旦3週間の間隔を勧めるが、本人は治療をしてカウンセリングをすることで「自分の心の整理がついている」ことに気付き、このまま2週間に一度の間隔を希望したため、その後も2週間に一度の来院。

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