ココアを飲むとほっと落ち着く…という経験をした人も多いと思います。
今回はそのメカニズムと美容に関するココアの作用をお話します。
ココアの中には主に以下の成分が含まれています。
カカオポリフェノール・食物繊維・遊離脂肪酸・ミネラル・そしてテオブロミン。
その中でテオブロミンにはセロトニンを働きやすくする効果、つまりリラックス出来る効果が期待できるといわれています。
そしてセロトニンは、満腹中枢を刺激してくれます。
そのため、食事前にココアを飲むと、満腹中枢が刺激され自然に食事量が減らせる効果も報告されています。
ダイエットに取り入れたい方は、食事前に飲むのがおすすめですが、市販のミルクココアなどは砂糖や乳脂成分が大量に入っているので、ピュアココアを飲む方が良いでしょう。
ちなみに、ピュアココア・低脂肪乳・人工甘味料でココアを作るとコップ1杯で約80kcalです(市販のミルクココアを牛乳で作ると約185kcalです)。
また、「冷え」や「むくみ」にも効果が期待できます。
テオブロミンには、毛細血管の血流を良くする働きもあると言われています。
細い毛細血管を拡張させ、血流を改善し、酸素や栄養素を身体中に十分に行きわたらせる作用があります。
毛細血管の血流が良くなることで、冷え・むくみが改善され、栄養素が行き渡ることで肌を健康に保つ効果が期待できます。
とはいえ、もちろん「だけ食い」「だけ飲み」はよくありません。
適度に・無理なく取り入れてくださいね。