国際薬膳師の資格を取得しました
代表河北です。
この度、「国際薬膳師(士)」「国際薬膳調理師」の試験に合格しました。
国際薬膳師とは、薬膳の理論・実技の水準を鑑定する、薬膳における最高の資格です。
1年間薬膳の学校に通い卒業認定試験(筆記と実技)にクリアし、国際薬膳師受験資格を得て受験しました。
試験科目は8科目。
・中医基礎学
・中医診断学
・食材学
・弁証施膳
・中薬学
・中医営養薬膳学
・中医内科学
・方剤学
この8科目全ての基準をクリアし、かつ総合点もクリアした場合に合格となります。
…大変でした。本当に大変でした。
「1年間で1000時間の学習時間」という目安はあったのですが、鍼灸師というアドバンテージの効力もほぼなく、きっちり1000時間いやそれ以上、とにかく新しい学びが多い1年間でした。
医者の不養生な話なのですが…試験前2か月は早朝3時間、夜に3時間の勉強が毎日続き、体と頭を酷使したせいでお肌もボロボロになってしまいました。
しんどくなってくると自分で中薬を引っ張り出し体調に合わせて煎じて飲み…初老骨に鞭を打ちながらの猛勉強でした。
同年代の方なら分かってもらえると思いますが、本当に覚えられない。覚えたそばから忘れていくんです。
だから忘れる前にまた覚える。というか覚え方を忘れてしまっていて、何度も心が折れそうになりました。急に大掃除を始めてみたり笑
でもやるからには基準点クリアを目標にするのではなく、満点で合格してやる!という思いで乗り切りました。(こういうところはとても頑固笑)
薬膳と聞くと、漢方薬だとか、見たこともない草とか根っことか、まさにこの画像のようなものを料理に使うの?と思いがちです。もちろんそれもあるのですが(おもに中薬といいます)、もっともっと身近な食材…お肉やお野菜・果物など、ひとつひとつに「方向性」や「意味」があります。
食事(と睡眠)は私たちが生きていくうえで基本中の基本です。そしてお体はひとりひとり違います。
「これが良い」と言われていても、ある人には合わないかも知れない。
鍼灸師として患者さまに触れお体を理解したうえで、日々のアドバイスが出来ればと思っています。
今後は国際中医師の資格取得に向けて学びを深めていこうと思っています。当院に来られる方は漢方薬を飲んでいる方がとても多く、私自身もっと深く東洋医学を学び、漢方薬の処方含め完璧に理解しておきたいと思っているところです。数年計画になりますが、一歩ずつ、お肌ボロボロにならない範囲で(笑)進んでいきます。
と言いつつ、私自身は東洋医学も西洋医学もどちらも好きなので、包括してお伝えしていければと思っています。
分子栄養学を学んでいるスタッフもいますので、薬膳の考えと現代の考えをすり合わせてディスカッションしても良いなと思ったり。
今回国際薬膳師の資格を取得したことで、患者さまのお体により近づけられることと思います。
代表 河北
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妊活サポート鍼灸
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