1/fのゆらぎ…1万人に1人の声
代表河北です。
「1/f(えふぶんのいち)のゆらぎ」という言葉を聞いたことはありますか?
私がこの言葉を初めて聞いたのは音大生の頃だったでしょうか。
リラクゼーションの世界で時々使われる言葉なので、聞いたことがある方もいるかも知れません。
規則的の中にある不規則
1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ)とは、パワー(スペクトル密度)が周波数 f に反比例するゆらぎのこと。ただし f は0より大きい、有限な範囲をとるものとする。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
説明するとすごくややこしいですし、なにより私自身説明できるほど理解出来ていないのですが…ㅤ
物理学者の武者利光による研究で、自然界の1/fゆらぎ音を聴くと脳内がα波の状態になり、人間の生体にリラクゼーション効果をもたらすと発表されている。
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
要するに、1/fのゆらぎにはヒーリング・リラクゼーション効果があるんですね。
この1/fの状態をざっくりと言うと「規則的な中に不規則が混在している状態」です。
例えば、
小川のせせらぎ、
やわらかい雨の音、
電車のガタンゴトンという音、
それから、ろうそくの炎や焚火、木目などもこのゆらぎを持つといわれています。
規則的な中にある不規則…なんとなく伝わったでしょうか?
1万人に1人の声の持ち主
歌手や有名人にもこの特徴を持つ人がいます。
宇多田ヒカル、
小田和正、
ユーミン、
ヒゲダンのボーカル、
森本レオなど…。
メロディーラインや音の高低などではなく、”声”そのものに少し不安定や儚さを持つ感じがありますよね。
この独特な声を持つ人は”1万人に1人”といわれています。
嫌いだった自分の声が実は1/fだった
さて、ようやくここからが本題です。
実は私の声には、この1/fのゆらぎの要素があったのです。とても驚きました。
というのも、自分の声は清らかさがなく”こもりやすい”と自覚していて、実際人に聞き返されることも多く、あまり好きではなかったのです。
さきほどから何度も言っている1/fという言葉。
難しい計算式があるのですが、そのλ値が0に近いほど不規則、2に近いほど規則的。
そして、人が心地よいと感じる値は1で、その幅は0.9~1.1とされています。
だから1/fなんですね。
私の普段の声を測定したところ、この値が「1.005」。
限りなく「1」に近いのです。
本当に驚きました。
そして、このことに気付いていたのか、「あなたの声は特徴的だから」ととあるプロデューサーにスカウトされ、それでラジオ番組を始めた経緯があります。
ゆったりとした時間になるようにと「リラックスルーム」という番組名にしました。
そんなラジオの声も1に近いのかと測定すると…
なんと…「0.339」。
1/fのゆらぎではない…?
どうやら”よそいき”の声は1/fとは違うみたいです…(p_-)
リラクゼーション効果があるとされる1/fのゆらぎの声。
受験生になろうかという娘に絵本を読み聞かせるわけにもいかず、特に使い道もなく持ち腐れています。
でも、この声で良いんだという気付きをもらったのは大収穫ですね。
代表 河北
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