2018-06-14

LUCEブログ「日焼けをブロック!」

患者さまに「先生はとてもお肌が綺麗ですが何をしているんですか?」と言っていただけることが多く、ありがたい限りです。私は顔に鍼を打つこと以外、特別なことはしていませんが(基礎化粧品もプチプラです)、必ず気を付けていることがあります。それは日焼け止めを塗ることです。春夏秋冬・晴れの日はもちろん、曇りでも雨でも必ず塗っています。紫外線の話題でもお話しましたが、紫外線は浴びすぎるとシミ・シワ・乾燥などの原因になってしまいます。
今回は日焼け止めの種類についてまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

SPFとPA
日焼け止めには「SPF」の横に数字や+の表記があります。

SPFとは、UV-Bの防止指数
SPFとは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略でB波(UV-B)の防止を表す数値です。SPFの数値が大きいほど効果が高くなります。
B波を浴びてから日焼けしてしまうまで(肌に影響があるまで)の時間がだいたい15分~20分と言われています。それをSPF15なら15倍遅らせることができる、SPF30なら30倍遅らせることができる、ということを示しています。
例えば、何もつけていなければ20分で日焼けしてしまうところを、SPF15をつければ、20分×15=300分となり、5時間日焼けを食い止めることが出来るということになります。

PAとは、UV-Aの防止指数
PAとは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略でA波(UV-A)の防止を表します。+には4段階あり、+が多いほど効果が高くなります。

PA+ 防御効果がある
PA++ 防御効果がかなりある
PA+++ 防御効果が非常にある
PA++++ 防御効果が極めて高い

紫外線吸収剤・紫外線散乱剤とは
色々と日焼け止めを見ているとSPAや+の他に「紫外線吸収剤フリー」や「ノンケミカル」と表示されているものがあります。
紫外線をさけるならば、SPFの数値が高くPAの+が多いものを選んだほうが効果が高いので良いように思いますね。けれども一概にそうとは言えません。
数値が高いものはそれだけお肌に負担がかかってしまうからです。
日焼け止めには紫外線を防御するために、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」という成分がほぼ含まれています。

紫外線吸収剤
紫外線を吸収することで肌へ注がれる紫外線を減らし日焼けを防いでいます。
お肌の表面で化学反応を起こし熱エネルギーに変えてお肌の外に放出しているので、化学物質に敏感なお肌や乾燥肌などお肌が弱い人は肌荒れを起こすことがあるのです。
また成分に有機化合物が含まれているため、お肌に塗ったときに刺激を感じたりかぶれたりすることも稀にあります。

紫外線散乱剤
紫外線を跳ね返し散乱させることで皮膚へのダメージを防いでくれます。
有機化合物ではなく天然成分のものがほとんどなのでお肌への負担が少ないです。

SPF値が高くなればなるほど紫外線吸収剤の配合量が多くなるので、敏感肌へは紫外線吸収剤よりも紫外線散乱剤の日焼け止めを選ぶほうが安心です。
紫外線散乱剤で作られているものには「紫外線吸収剤不使用」や「ノンケミカル」の表示があります。
使用する時間や場所などを考慮して選んでみてくださいね。

 

自律神経失調症・更年期障害・美容鍼灸
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