こんにちは。ルーチェ鍼灸院acquaのおおやです。
過ごしやすい季節になってきましたね。
先日「心のサポーター養成研修」に参加してきました。
厚生労働省は2033年までに、日本全国で100万人の「心のサポーター」を養成することを目標としています。
今回の研修もその取り組みの一環として、各都道府県で実施されています。
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心の不調を感じる場面
○ 研修を受けようと思ったきっかけ
ここ最近、患者様や身近な人の心の不調を感じる場面が増えました。そのたびに、自分の力不足を感じていました。
- 相手に寄り添うとはどういうこと?
- 相手はどうしてほしいと思っているのだろう?
- 私には何ができるのだろう?
そんな自問自答を繰り返す中で、この研修の存在を知り、すぐに申し込みました。
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誰かに寄り添うためには
○ 研修で学んだこと
1時間半の研修は、座学とグループワークが組み合わされた充実した内容でした
冒頭で教えていただいたのは、
- 心のサポーターとは、身近な人のこころの不調に気づき、耳を傾け、“てあて”をできる人
- 子どもから大人まで誰でもできますよ
ということ。
とてもシンプルに思えますが、実際には「身近な人に寄り添うこと」が一番難しいと感じました。
例えば、忙しく料理をしているときに家族から用事を頼まれる場面。余裕がないときに、相手の変化に気づくのは簡単ではありません。
そこで大切なのが、「誰かに寄り添うには、まず自分の心を大切にすること」。
つまり、心のサポーター自身のセルフケアです。
自分を労わることは、相手への思いやりや変化に気づくために欠かせないもの
つい自分を後回しにしがちですが、それではよい循環が生まれないと気づかされました。
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まず自分を大切にすること
○ まとめ
心のサポーター養成研修は、子どもから大人まで、誰でも無料で受講できるそうです。
「誰かのために」ではなく「自分を大切にすること」から始まるサポート。
サポートの基本の【キ】を教えていただきました。
学んだことを日々の生活や臨床の中でも活かしていきたいと思います。