ご出産のご報告と、ここまでの道のり

ルーチェ鍼灸院 acqua のおおやです。

先日、長年お身体を診させていただいている患者さまの生後２か月の赤ちゃんを抱っこさせてもらいました👶

小さな体からエネルギーが溢れていて、その尊さに胸がいっぱいになりました。

１. 患者さまとの出会いから妊娠まで

・ご来院前から長きにわたる妊活

病院での検査・治療、食事、運動――できることは全部やる。
それでも結果が出ない日々が続いていました。

・流産を何度も経験

辛い思いを重ねるたびに、「何で自分だけ……」「まだまだ自分の頑張りが足りてないんじゃ……」とご自身を責めることもありました。

・OHSS（卵巣過剰刺激症候群）

採卵後に卵巣が腫れて、胸水が溜まり…
非常に辛い時期もありました。

・最後の１個

着床率3〜5％といわれた胚盤胞。

「もう自分はやり切った」
「あとはお空で待っている赤ちゃんに任せよう」――

そう仰られるようになった頃、着床し陽性判定。

・妊娠中の過ごし方

妊娠を継続するうえで免疫の働きにサポートが必要と診断され、ご出産まで自己注射や内服による免疫調整を毎日続けられました。

お腹には自己注射による内出血や硬結ができているなか、

赤ちゃんに会えることを楽しみに、ご夫婦でお腹にたくさん声をかけて過ごされていました。

胎動がわかる頃には、声をかけると手や足でお返事してくれることも！

週１回の鍼灸施術で体調を整えながら、十月十日を乗り切られました。

２. 抱っこした時にこみ上げた想い

無事ご出産されたと伺いとても安心しました。

赤ちゃんを抱っこさせてもらった時、

“それまでの努力とご夫婦の想いの重み”を感じ、胸が熱くなりました。

患者さまご自身も、支えてこられたご主人さまも、

この長く辛い妊活の経験を

「今、不安と孤独の中にいる方へ届けてほしい」

「なんで自分たちだけが…」と感じている方の気持ちが、少しでも解放されたら

と話してくださいました。

３. これから妊活に向き合うみなさまへ

周囲に言えないつらさを、どうかひとりで抱え込まないでください。

私たちは、施術だけでなく気持ちの受け止め役でもありたいと思っています。

４. 最後に

この大切なお話を共有することを快く承諾してくださったご夫妻に、心より感謝いたします。

赤ちゃんの成長報告を聞ける日が、今から楽しみです (*^^*)

おおや