代表河北です。
当院で一番人気のオプション「眼精疲労の鍼」。
「目が開きやすくなった!」
「目が大きくなった!」
「視界がクリアになった!」
とご好評いただき、毎回必ずこのオプションを付けられる方も多いメニューです。
ここでは、眼精疲労の鍼でアプローチするツボはどこなのか。
何を目的に選んでいるのか。
具体的な例をピックアップしてご紹介します。
視界をクリアに→ 眼輪筋
●眼輪筋(がんりんきん)
場所:目の周り
表情:まばたき、瞼を閉じる
眼輪筋の働き:瞼を閉じる
目の周りの血行を改善し、視界をクリアにするために眼輪筋のツボを使います。また、おでこや眉の筋肉だけではなく、唇や口角の動きに関係する筋肉とも繋がっている、いわば「顔の上半身のハブ」。美容的にもとても重要なポイントです。
眼精疲労防止と額の横ジワ対策→ 前頭筋
●前頭筋(ぜんとうきん)
場所:眉間・眉~おでこ~頭頂部へと繋がる
表情:驚いた時
前頭筋の働き:眉を引き上げる
前頭筋がコリ固まると…額に横ジワを作る
目を酷使し過ぎると、眼輪筋の代わりに前頭筋を使って目を開こうとしてしまいます。頭痛や眼精疲労防止のために前頭筋のツボを使います。
眉の重たさの原因→ 皺眉筋
●前頭筋(ぜんとうきん)
●皺眉筋(しゅうびきん・すうびきん)
場所:眉間
表情:強い陽射しの時、苦痛、しかめっ面
皺眉筋の働き:左右の眉を引き寄せる
皺眉筋のコリ…眉間に縦ジワを作る
パソコンやスマホの見過ぎでコリやすい皺眉筋。ストレスフルながんばり屋さんはここが常に重たいかも。眉の重たさ解消のために皺眉筋のツボを使います。
考えすぎるとコリ固まる→ 側頭筋
●側頭筋(そくとうきん)
表情:物を噛む
側頭筋の働き:物を噛む(特に奥歯)、下アゴを引く
考えごとをし過ぎたり、良質な睡眠が取れていないと側頭筋がコリ固まってしまいます。ストレスのケアも考えて側頭筋のツボを使います。
このようなツボを使って行う眼精疲労の鍼。施術後は、
「目が開きやすくなった!」
「目が大きくなった!」
「視界がクリアになった!」
と喜んでいただけるのですが、この施術は魔法でもなんでもありません。
「目が大きくなった」のではなく、「目を小さくさせていた原因を解消」することで“本来のあなたの目”に戻すお手伝いをしただけなんです。
おめめぱっちり?
よく見える?
それが本当のあなたですよ。本来のご自分を喜ばれる姿を見るととても嬉しくなってしまう私です。